ひと昔前までは日本の住宅と言えば瓦屋根に和室に障子にふすまといった和風の家が主流でしたよね。でも今では、洋風建築の住宅が大半になっています。
子どものころにあこがれていた洋風の家は、外壁がレンガ造りであったり庭にはウッドデッキがあったりと、おしゃれなものだったと思います。最近では、外国の住宅メーカーが、木材や資材などもすべて海外から取り寄せて、洋風の家をつくる場合もあるようです。
洋風住宅の一つの特徴としてキッチンとダイニングとリビングがワンフロアにまとまっているという点が挙げられます。ダイニングとリビングが一体になっていると、間取りは開放感がありひろびろと感じる利点がある一方、来客時にリビングからキッチンやダイニングが丸見えになってしまいます。
欧米の広い住宅のようにプライベートルームが多ければいいのですが、日本の住宅事情では、それほど多くの個室を確保することはできません。
かといってキッチンとダイニングの間や、ダイニングとリビングの間に壁を作るのはコストもかかるし、せっかくの開放感がなくなってしまいます。
必要な時だけ目隠しをするには、衝立を置くことが一番です。衝立なら、目隠しをしたい時だけ設置し、必要のないときは畳んで隅に置いておけます。
洋風の家を上手に仕切りたいなら、洋風の衝立が最適です。
衝立は、和洋を問わず、生活の大切なツールとして重宝されてきました。欧米にも日本のように衝立の文化があり、洋間に向いた衝立も多く存在します。
木製の洋風衝立なら、洋室のフローリングにもマッチします。木製家具が中心のナチュラルな家やカントリー風の家にも、木製の洋風衝立は上手になじみます。
洋風衝立はカラーのバリエーションも豊富です。ナチュラルやホワイトは、ダークブラウンなどから部屋にぴったりの色を選ぶことができます。
どうぞ洋風のお部屋は、洋風の衝立で間仕切りを工夫してみてください。 |