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明るい印象でまとめられる不織布の衝立
衝立に使われる不織布には、いろいろな素材があります。紙に近い質感の不織布は、保温性に優れているのが特徴です。ほのかに光を通すので、間接照明風にアレンジすれば部屋に優しい明るさが生まれます。また、フェルト状の不織布は温かみのある空間を演出してくれますね。
不織布の色は、ほとんどが白かオフホワイトで、それにダークブラウンやナチュラル、黒などの木材を組み合わせてあります。不織布の衝立の場合は白い面積が多いので、木の色が濃くても重たい印象になりません。
室内空間を明るい印象でまとめたい方は、不織布の衝立がおすすめですよ。昼間は太陽光を柔らかく反射させ、夜は照明を優しく通す……。そんな衝立のある暮らしを楽しんでください。
ナチュラル感のある麻の衝立
化学繊維にはないナチュラル感が素敵な、天然の麻。衝立の素材として、とても好まれています。粗く編んだ麻は風通しが良く、耐候性、耐久性、吸湿性に優れています。衝立の向こう側にあるもののシルエットが見えるので、完全な目隠しではなく、インテリアのアクセントとして使えますよ。緑色や茶色などに染色した、ナチュラル感のある麻の衝立も人気です。
クロスを使った業務用衝立
病院では、抗菌・防炎クロスを使うのが一般的です。クリーム色、水色など寒色が多いのが業務用の衝立の特徴ですが、最近はピンクやオレンジなどパステルカラーのクロスを使った業務用衝立も販売されています。また、家庭用の衝立と違って向こう側が透けないというのも、業務用衝立に求められるポイントです。
病院以外では、接骨院や整体院、リフレクソロジー店など、来店者が着替えをする場所で業務用衝立が使われていますね。
衝立を画布に見立てて楽しむ
最近の傾向として、無彩色やナチュラルカラーの衝立が人気ですが、もともと衝立は日本画や書などを表装して、芸術を鑑賞する楽しみもある小家具でした。高級な日本画は絹地に描きます。アンティーク着物を衝立に仕立て直して楽しむ人もいるほど、シルクと衝立は相性が良い組み合わせなんです。絹地に書画が描かれた衝立は、アート観賞の楽しみを与えてくれる小家具だと言えます。
木製衝立にフリークロスをかけて風通しを調整
風抜けが良いのが籐や竹で編んだ衝立の特徴ですが、涼しい季節には風が通り過ぎて気になることがあります。そんなときには、エスニック風やアンティーク風のクロスを衝立の上からかけてみましょう。風よけと同時にインテリアのアクセントにもなりますよ。 |
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